コラム(牧田博之)


こんにちは。牧田博之(清水区)です。私たち会派の新しい試みに、私も初挑戦です。
今回は、先週参加した「今、静岡の学校が変わる!!」緑の政経フォーラム2006の紹介と感想を少し・・・。
第1部は「ヤンキー先生」こと義家弘介氏の講演。高校時代、暴力事件から退学になるなど不良と呼ばれながらも、一人の恩師との出会いや九死に一生を得た経験を機に教師となり、母校の教壇に立った。現在は横浜市教育委員や大学講師として活動する氏の、その生き様や教育への思いを聴いた。
30台半ばの若さにも拘らず、淡々と話す言葉には、自らの経験に基づく重みがあり、聞く人の心に語りかけてくる。その子が「希望」を見つけ、「道」を歩む為に、育てる「三つの心」。相手の心の声を「聴く」こと。感謝の情を「伝える」こと。自ら「学ぶ」こと。
「希望とはどこにもあるものではない。しかしどこにでも見つかるものだ。道も然り。」
第2部は東京都の杉並区長、山田宏氏の講演。区の教員任免権を都から区に認めさせた活動や、初の民間人校長先生の採用、地域社会人による「土寺」(土曜寺小屋)の実施、更には区としての教員養成学校「杉並師範館」の開設など、次々に教育改革を進める区長の、教育にかける「想い」を聴いた。すべては「熱意」「使命感」「子どもへの愛情」とのこと。
最後に、コーディネーター田辺のぶひろ氏によるパネルディスカッション。教員資質と評価について、安心安全な学校について、義務教育における学区の自由化についてなど、ポイントを絞った意見交換が、会場参加者の声(白/緑のフルダーによるアンケート)も交え、テンポ良く進んだ。
以上、大雑把な内容紹介ですが、現在の教育界が抱える本質的な問題点に対し、実に的を得た講演内容と論点提示であり、主催者の「想い」がダイレクトに伝わってきました。今回のフォーラムは、昨年11月の私の総括質問と全く趣旨を同じくするものであり、子どもの成長過程において、学校、家庭、地域がそれぞれどのような役割を担い、働きかけ(育てる行為)をすべきかを、しっかりと示してくれました。
教育改革が叫ばれている折、法律を変えることも一つの手段ではありますが、法律どおりの教育が行われていない現状をもっと直視すべきであり、今回紹介されたような、直接子どもたちと向き合っている先進的取り組みの中に、「本当の改革」の糸口があるものと改めて確信しました。
最後にご案内。今月18日(水)14:00から義家弘介氏の母校「余市高校」の校長先生山弘子氏の講演会があります。場所はホテルセンチュリー静岡です。無料ですので、こぞって参加ください。

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  ライオンズクラブの留学生受入れ(YE)で、イスラエル人ニキータ君(20)と。
  清水みなと祭りにて総おどり参加